人間の体には何個の細胞があるかご存知ですか?
なんと、
60兆個もの細胞があるのです。そのうちの一種が脂肪細胞です。人間は、酸素を吸って二酸化炭素をはき出し、摂った食事を消化吸収して便を出していますよね。これと同様に細胞も酸素や栄養素を取り入れ、不要なものは必ずどこかに運び出しています。このメカニズムが
代謝です。
では、どのようにして細胞は、酸素や栄養素を取り入れ、不要なものをどこかに運び出しているのでしょうか。
それは、
血液とリンパ液の働きによるものです。
通常は右の図のように、細胞の間を血液とリンパ液は
流れているのです。
次に、なぜ
セルライトができるのでしょう?
セルライトができる
原因は血行不良と言われています。
右図をご覧下さい。
脂肪細胞が肥大化しています。脂肪細胞というのは、脂肪をエネルギーとして蓄えるため、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足などのなんらかの原因で余分なエネルギーが蓄積され出すと、このように肥大化していくのです。血管や、リンパ管が苦しそうですね(笑)
血行が悪くなると血管に浮遊した皮下組織の脂肪細胞に老廃物が付着したままになってしまいます。また、各細胞に栄養が行き渡らなくなったり、リンパ液もスムーズに流されなくなります。
その為代謝機能が悪化、その状態が長時間続く脂肪細胞そのものがお互いに結合され、それが肥大化していき右図のように脂肪の塊ができてしまうのです。これが
セルライト。
つまり、
セルライトとは、一般的に皮膚のすぐ下にある脂肪組織が、本来の機能を失い、変化して固くなった状態の脂肪の塊のこと。
これは、
肌の表面にデコボコと浮き出たようになり、
体重や体形にかかわらずほとんどの女性にセルライトはついています。
セルライトがどうして強敵か?!というと、それは
一度ついてしまったセルライトはなかなか取る事が出来ないからです。例えダイエットが成功したとしても太ももやお尻の皮膚にできたデコボコはなくならない事もあるのです。いくらスタイルが良くても皮膚がデコボコしていたらちょっと…ですよね。
セルライトが増えてくると、皮膚に力を加えなくても見えるようになってきます。また
「むくみ」や「冷え」が酷くなってきたりしてさらに血行不良を起こし、セルライトを増殖してしまうのです。そんな状態には誰しもが、なりたくないはず!!
単にダイエットだけ考えるのもいいけど、
セルライトの事も少し頭に入れておいたほうがダイエットが成功したときに後悔しないですよ♪